クラシックカー

クラシックカー

往年の名車に今こそ乗りたい!

クラシックカーとは、その名の通り数十年以上以前に製造された古い自動車のことを指す言葉で、旧車やヒストリックカーなどと呼ぶこともあります。てんとう虫の愛称で親しまれた「スバル360」や、国産ミドルセダンの代名詞とも言われた「ブルーバード」など、古い車を愛好するカーマニアの中には、愛車としてクラシックカーに乗る人も少なくありません。往年の名車に乗ってドライブを楽しむのは、自動車の愛好家名利に尽きるというものでしょう。

ただし、年式の古い車を愛車にするのは、手間と財力の双方が必要不可欠となります。

クラシックカーは値段と維持費が高い

クラシックカーは、現存数が少なく稀少価値の高いものがほとんどです。人気車種であれば、中古であっても新車の数倍近く高い値段で取引されることも珍しくありません。クラシックカーを専門に扱うガレージショップはたくさん存在しますが、いざ購入するとなれば、相応の出費となることを覚悟しておきましょう。

またクラシックカーは、年式の古い車ほど経年劣化による故障やトラブルが発生しやすいというデメリットも存在します。そのため、メンテナンスやパーツ交換を頻繁に行わなくてはならず、それに伴う費用も発生します。さらにクラシックカーは、メンテナンスに必要な部品の製造が終了していることがほとんどで、パーツの調達にも相応の労力が必要となるでしょう。クラシックカー愛好家の中には、町工場や業者に依頼して、パーツや部品の調達をする人も居るほどです。

クラシックカーは自動車保険が満足に機能しない

多くの損害保険会社は、車両の価値を独自に判断しますが、クラシックカーは単に「古い車」として判断されることがほとんどです。そのため、稀少価値の高いクラシックカーで事故を起こしても、満足な補償が支払われないこともあります。また、補償額が甚大になるため、自動車保険そのものの加入ができないケースも存在します。

昨今は、クラシックカー専用の自動車保険なども登場していますが、一般的な自動車保険よりも概ね費用が高めです。このことを踏まえて、クラシックカーに乗っている時は、交通事故により注意して運転をする必要があります。

盗難の被害にも遭遇しやすい

珍しいクラシックカーであれば、走っているその姿も注目の的となるでしょう。そして、車両の価値を理解している人から見れば、恰好のターゲットにもなり得ます。したがって、クラシックカーに乗っている時ほど、車を盗まれないための対策が必須となるのです。いつ何時でも、しっかりと施錠を心がけるようにしましょう。ただし、車泥棒の中には、クラシックカーの珍しいパーツや部品を分解して奪っていく強者も居ます。被害を完全に防ぐことは難しいですが、セキュリティ対策の整った駐車場を利用するといった対策を心掛けてください。

オーナー同士が集まる愛好会に参加してみよう

上記のように、何かと苦労の多いクラシックカーには、そんな苦労話を共有しあえるオーナーズクラブが存在します。クラシックカーの愛好家同士が集まり、親睦や情報交換の場として活用できるため、参加してみてもいいでしょう。住まう地域や車種によって愛好会の種類は様々ですが、クラシックカーのちょっとした走行会やレースが開催されたり、入手に苦労するパーツを交換してもらったり、カーマニア同士で楽しめる場となっています。