天然ガス自動車

天然ガス自動車

天然ガス=メタンを主成分とする可燃性のガス

天然ガス自動車とは、読んで字のごとく、天然ガスによってエンジンを動かす自動車です。排気ガスに含まれる有毒物質が非常に少なく、環境対策として世界中に普及しつつあります。世界全体で約2000万台が存在し、天然ガス資源が豊富に産出するパキスタンやアルゼンチンなどの国では、比較的普及している反面、日本で走る天然ガス自動車の台数は5万台にも届きません。

天然ガスの普及拡大を志す「日本ガス協会」は、2030年までに50万台の天然ガス自動車を普及させる目標を掲げています。そのためには、天然ガスを充填するガススタンドの普及と、車両本体価格の低減が大きな課題です。普及が実現すれば、大気環境改善に大きく役立つほか、98%を石油が占めている輸送用燃料の多様化に繋がり、エネルギーセキュリティの向上にも貢献できると考えられています。

天然ガス自動車が欲しい

先の記述通り、天然ガス自動車が普及傾向にある国も少なくありません。しかし、日本国内における天然ガス自動車は、価格の高さや充填スタンドの少なさから、愛車とするのはあまり得策とは言えないでしょう。どうしても天然ガスで走る自動車が欲しい場合は、クラウンセダンやコンフォートなど、天然ガスのエンジンを搭載している車種から選ぶことになります。

ほかにも、天然ガスとガソリンのどちらの燃料でも走れるように、既存の車種に手を加えた改造車も存在します。このような車種は「バイフューエル」と呼ばれ、中古車専門店でも取り扱われています。