10・15モード

10・15モード

車は数字で見る

日本人、特に男性は、車を選ぶときカタログの数字を気にする人が多いと思います。
デザインの美しさとか、値段とか、重要なポイントはたくさんあるのですが、カタログの数字、すなわちその自動車が持っている性能を物語るスペックは、知っておいて損はないと思います。

燃費の良し悪し

たとえば、燃費です。
ガソリン代が高騰し、燃費は多くの人が気になる部分だと思います。
カタログにはい1リットルあたりどのくらい走ることができるかを、きちんと数字で表しています。燃費を測る数字としてよく使われるのが、10・15モードと呼ばれるものです。

10・15モードについて

これは市街地を走ることを想定した10項目の走行パターンの10モード燃費に、郊外を走ることを想定した15項目の走行パターンを加えた10・15モード燃費のことを言います。

かつては、60km/hの一定走行での燃費テストを行った結果を燃費として表示していました。
これでは燃費は良くなり実際的ではありません。
そこで10モード燃費が登場し、さらにこの10・15モード燃費へと進化して、より現実的な数字になってきました。ただ、実際には普段の町乗りだと、10・15モード燃費の2割減くらいになるのが普通のようです。
それは市街地での走行が多くなればなるほど、加速回数が多くなるため、燃費が悪くなるからです。

燃費の測定方法

では、具体的にどのような方法で測定されるのでしょうか。
てっきり、実際に路上運転してみるのかと思ったら、そうではないようです。
たとえば、10モード燃費は次のような方法で測定されます。

まず
①アイドリング状態で20秒
②20km/hまで7秒で加速
③20km/hをキープして15秒走行。④20km/hから減速して7秒で停止
⑤アイドリング状態で16秒
⑥40km/hまで14秒で加速。
⑦40km/hをキープして15秒走行
⑧40km/hから20km/hまで10秒で減速
⑨20km/hから40km/hまで12秒で加速
⑩40km/hから減速して17秒停止

この10モードの走行パターンは都心部の靖国通りを走ったことを想定したテスト法だそうです。
しかし、これが市街地を想定した走り方だと言われると、なるほど、そんなものかなあと思ってしまいますが、正確ではないですよね。
だから、カタログの数字から、2割ほど減らした数字がだいたいの燃費と考えると良いようです。
ただ、燃費は走り方で大きく変化します。

急発進は控えよう

たとえば、急発進すれば間違いなく燃費は悪化します。
ゆっくり発進することを心がければ、燃費は良くなります。
信号機の少ない道では燃費があがりますし、信号機が多く、止まったり走ったりを繰り返す道は燃費は下がります。
つまり、どのような運転を普段するか、あるいはどのような道路をよく走るかで燃費は大きく違ってくるということですね。

それでも、10・15モードは参考になる数字なので、車選びの際には、ぜひ参考にしてみると良いと思いますよ。
ちなみに、いま話題のハイブリットエンジンなら10・15モードが30キロから40キロという驚異の数値を実現しています。