ホンダ

ホンダ

世界的な日本の自動車メーカー

ホンダといえば、創業者の本田宗一郎の精神が今でも息づいているといわれます。
会社が設立されたのは1948年のことで、始めはオートバイのメーカーでした。
レースにも積極的に参加し、二輪車生産台数日本一も達成します。
また、有名なスーパーカブC100は世界的ベストセラーとなります。

4輪自動車は、1963年(昭和38年)にT360で参入します。
これは軽トラのような形をしたものでしたが、日本初のDOHCエンジンを搭載し、わずか360ccで30PS/8,500rpmを誇りました。

高回転型エンジンは、ホンダが得意とするところで、たとえば、ホンダが開発したVTECエンジンは、バルブの開閉タイミングとリフト量をエンジンの回転数に応じて変化させ、吸排気量の調整を行うことのできるエンジンです。

簡単に言えば、アクセルを全開にして回転数があがると、普通はだんだんと出力が頭打ちになるところを、VTECエンジンでは、さらにもう一段階パワーアップするような感じです。
このVTECエンジンは主にスポーツタイプの車に搭載されました。

ホンダの歴史

ホンダはオートバイの時代からモーターレースに積極的に参加し、ホンダのスポーツ性をアピールしてきましたが、その際たるものがF1参戦でしょう。
1964年から1968年にかけて、まずは単独チームによる参戦をしました。葉巻型の時代ですね。
ワールド・チャンピンドライバー、ジョン・サーティースを迎え、優勝1回、3位1回の成績を残します。

当時の実際に使用されたF1カーはツインリンク茂木で見ることができます。
動態保存といって、いつでも動かすことができる状態をキープしながら展示されていて、時々、イベントなどでサーキットを走るようです。
この辺の保存の仕方も、ホンダらしいなあと思いますよね。

F1のホンダ

また、1983年から1992年と2000年から2005年にはエンジンサプライヤーとしても参戦します。
有名なアイルトンセナがホンダのドライバーとして大活躍した時代ですね。

国内においてはF1ブームが捲き起こり、「F1のホンダ」として知名度はピークに達した時期でした。
ホンダが供給するターボエンジンを搭載したマクラーレンは16戦15勝する圧倒的な強さを見せ、セナのドライバーテクニックはもちろんでしたが、同時にホンダエンジン無くしては総合優勝を狙えないとまで言われたそうです。

このようなF1でも活躍は、自動車の売り上げにも大きく影響しました。
当時はシビックが爆発的に売れましたね。
ただ、その後スポーツカーよりも、ワンボックスカーや燃費の良い車に関心が移ります。
ホンダはオデッセイやフィットなどのヒット車を生みだし、ハイブリット車もトヨタについで量産体制に入りました。

時代の流れとともにスポーツカーのイメージは弱まりましたが、ハイブリット車ではトヨタ車にはないスポーツハイブリットCR-Zを送り出してきたところに、ホンダの維持を見た気がします。
いずれにせよ、ホンダの車にはこのような背景があることを知っておくと、ホンダ車を選ぶときに参考になると思います。